毎度おなじみ流浪の模型鉄、にれんです。
自分の作ったものの説明を文章に起こしてブログに書くという作業が意外と楽しくて連投しています。内容的に同人誌の原稿をしている気分ですが締め切りが無くていいですね。今回も過去に作った車両についてですが、今までに投稿した701系とは打って変わってかなりライトな改造です。
まずはE231系近郊タイプ小山車のU115編成。いわゆる増備車にあたるグループで、初期車とは異なる特徴を有しています。改造のベースはTOMIX製国府津車付属編成で、改造メニューは以下の通りです。
・無線アンテナ増設
・SIV変更(写真上が初期車のSC66、下が増備車のSC75)
・ICD変更(写真上が初期車のICD21、下が増備車のICD27)
・前面窓フィルム・編成番号ステッカー再現
・運転台モニタ増設
前面の編成番号ステッカーと側面車番は世田谷車両センター製のインレタを使用しています。
この他、現在の小山車に共通するポイントとして碍子2段タイプのPS33Bの再現を行っています。TOMIX製のPS33Bは初期車に見られる碍子が全て1段のタイプを再現していますが、このタイプは初期車を含めて現存しないので近年の姿を再現するには不可欠な加工となります。
続いてはU31編成です。こちらは機器更新車を再現するべく新町車両製造の3D出力品床下機器を使用して改造しています。
・VVVFインバータ装置(写真上が更新車のSC112、下が未更新車のSC59A)
・コンプレッサユニット(写真上が更新車、下が未更新車)
・SIV(写真上が更新車のSC114、下が未更新車のSC66)
OM施工車特有のライトグレーに塗られたスカートも再現しています(写真右)
あとこれは私の所有しているJRの車両に共通している施工なのですが、床下機器に貼られている注意喚起標記を再現しています。一部を除きダークグレーで地味になりがちな床下に色が加わることによりぐっと引き締まった印象になると思いますが如何でしょうか。セシュロンHBや手歯止めの色差しと合わせて行えば手軽に製品状態より実感的な床下になるかと思います。
ざっとこんなところでしょうか。他にも所有している編成はいますが大して加工もしていないので・・・
それではこの辺で。